周りを気にせず暮らせる

「中の様子をあまり外からは知られたくない」
施主様のご要望を形にした家。箱を２つ並べたような外観。表から見える窓は一つだけ。施主様のプライバシーをがっちり守り、生活感を外には出さない家構え。

では家の中の明るさは？
玄関を入った瞬間、FIX窓(開かない窓)から差し込んでくる光。そして、リビングに入ると中庭から降りそそぐ光。中庭からの十分すぎる光で部屋の明るさを実現しています。

間取りはコンパクト。中庭の存在が開放感を高め、生活動線上にある壁面収納が収納のしやすさと物の管理のしやすさを実現しています。どこにいっても差し込む光を感じることができます。防犯性が高く、快適で明るい暮らしをおくるためのエッセンスをギュッとつめこんだお家です。

生活動線の中にある使いやすい収納

家の中で、LDKは家族のくつろぎの場所です。しかし、家の中で最も物が多く、収納に悩む場所でもあります。かといって、収納家具や棚を置くとスペースを取ってしまいます。
そこで、LDKから水回りへと続く廊下に壁面収納を設けることでLDKからは物が見えず、スッキリとした印象を与えることができます。

水回り用品や掃除用品をまとめて収納することもできます。水回り用品は、浴室やトイレ、キッチンなどに分散してしまいがちですが、壁面収納にまとめて収納することで、探し物がなくなります。掃除用品もまとめて収納することで、掃除時に必要なものが一目でわかり管理がしやすくなります。

これで安心！好きなことができる中庭

中庭が家の中心部にあり、外から部屋の中を見られる心配がありません。
周りは囲まれていても、上には空が広がっているので吹き抜けなんて目じゃないほどの開放感があります。
まるで家の中に空がある、不思議な感覚！

カーテンを付けなくても外から他人に見られず、気ままに自分たちの暮らしを送れます。
まさに家族だけの隠れ家のような空間ですね。

見どころ

玄関ホール、LDK、廊下、水回り、家のほとんどの場所に中庭からの光が当たるようにしています。外壁側の窓がほとんど不要なので、隣人の存在を気にせず暮らすことができます。大きな掃出し窓や低い場所に窓をつけないことで外部に生活感を出さず、同時に防犯性能を高めています。

寝室のドアを開けて、リビングとつなげることで空間を広く使えます。朝起きて、寝室から見える中庭。そこに朝日が差し込んでくるのを感じる。そんな生活をおくることが出来ます。リビングにエアコンをつければ、寝室につけなくても過ごすことができますね。

LDKから近い場所に大きな壁面収納をつけることで、LDKに収納家具や棚をつけなくてもすみます。水回りにも近いので、水回り用品も掃除用品もまとめることで一箇所で管理しやすくなります。

出入口がアーチ状のウォークインクローゼット。デザインにアクセントを持たせることで、一目で分かってしまうあのクローゼット感をなくし、生活感を出させない。中は、個室に収納をつけなくても大丈夫なほどの収納スペースがたっぷりあります。個室と個室の間に設置し、両部屋からアクセスしやすくしています。ドアをつけないことで出入りするたび開け閉めの手間がなくなります。