僕の記憶の中でも既に数回の大きな地震をネット上やテレビで見てきましたし、そのうち1回は経験もしてきました。
既に知識を得ている分、少しの地震でも警戒しますし、恐怖心も以前より増していると感じています。
日本ではどこに住んでいても地震の可能性は常につきまとうものですし、ここ茨城も例外ではありません。
そうした状況の中で、私たちが真剣に考えなければならないのが住まいの「耐震性能」です。
ベルズワークスでは、安全で快適な住環境を提供することに力を注いでいます。
そこで今回はベルズワークスの家の耐震性について、詳しくお伝えしたいと思います。
茨城の地震リスクについて
茨城もまた地震活動の活発なエリアであり、特に今後予測されている首都直下型地震に対して、ベルズワークスではその対策が必要だと感じています。
ちなみに、地震調査研究推進本部地震調査委員会では、30年以内に起こる首都直下地震で想定されるマグニチュード7程度の発生確率は70%程度と予測されています。
この地震が起きれば、茨城を含めた関東地方全体に大きな影響を与えると予想されています。
起こることが分かっているのに対策しないなんてあり得ないので、ベルズワークスでは地震リスクに真剣に取り組んで住宅を建築しています。
首都直下型地震を考慮し、建物の強度や耐震性を向上させるために、地盤調査や構造計算を通じて徹底的な対策を講じています。
私たちはお客様が安心して生活できるよう、地震に備えた高い耐震性能を提供しています。
茨城での安心な生活を追求するなら、ベルズワークスの家をオススメします。
茨城県民の地震に対する意識は
2021年5月に「ブランド総合研究所」が行った『第3回地域版SDGs調査2021』において、「自然災害に関心の高い都道府県ランキング」で20位(前年は15位)という結果だったそうです。
順位 | 都道府県 |
---|---|
1 | 宮城県 |
2 | 福島県 |
3 | 熊本県 |
4 | 高知県 |
5 | 静岡県 |
6 | 岩手県 |
7 | 和歌山県 |
8 | 広島県 |
9 | 徳島県 |
10 | 宮崎県 |
11 | 北海道 |
12 | 鹿児島県 |
13 | 東京都 |
14 | 福岡県 |
15 | 長野県 |
16 | 三重県 |
17 | 愛媛県 |
18 | 千葉県 |
19 | 大分県 |
20 | 茨城県 |
21 | 佐賀県 |
22 | 神奈川県 |
23 | 岡山県 |
24 | 沖縄県 |
24 | 新潟県 |
26 | 福井県 |
27 | 栃木県 |
28 | 山口県 |
29 | 山梨県 |
29 | 愛知県 |
31 | 岐阜県 |
31 | 石川県 |
33 | 京都府 |
34 | 島根県 |
35 | 埼玉県 |
36 | 山形県 |
37 | 大阪府 |
38 | 兵庫県 |
39 | 群馬県 |
39 | 香川県 |
41 | 長崎県 |
42 | 青森県 |
43 | 鳥取県 |
44 | 秋田県 |
45 | 奈良県 |
46 | 滋賀県 |
47 | 富山県 |
「自然災害に関心の高い」都道府県ランキング【2021完全版】 [DIAMOND online]
さらに、2020年に木造耐震設計事業など手掛ける「株式会社エヌ・シー・エヌ」による『耐震・地震に関する全国意識調査』では、茨城県は13位と、いずれも全国平均より高い意識を持っていることが分かります。
順位 | 都道府県 |
---|---|
1 | 愛知県 |
2 | 神奈川県 |
3 | 三重県 |
4 | 宮城県 |
5 | 千葉県 |
6 | 宮崎県 |
7 | 熊本県 |
8 | 大分県 |
9 | 新潟県 |
10 | 静岡県 |
11 | 和歌山県 |
12 | 群馬県 |
13 | 茨城県 |
14 | 高知県 |
15 | 奈良県 |
16 | 京都府 |
17 | 兵庫県 |
18 | 愛媛県 |
19 | 東京都 |
19 | 滋賀県 |
21 | 岡山県 |
22 | 福岡県 |
23 | 岩手県 |
24 | 徳島県 |
25 | 長野県 |
26 | 福島県 |
27 | 広島県 |
28 | 青森県 |
29 | 秋田県 |
30 | 岐阜県 |
31 | 山形県 |
32 | 埼玉県 |
33 | 栃木県 |
34 | 福井県 |
35 | 山梨県 |
36 | 佐賀県 |
37 | 鳥取県 |
38 | 北海道 |
39 | 鹿児島県 |
40 | 香川県 |
41 | 大阪府 |
42 | 山口県 |
43 | 富山県 |
44 | 石川県 |
45 | 島根県 |
46 | 沖縄県 |
47 | 長崎県 |
耐震・地震に関する全国意識調査(2020年度) [株式会社エヌ・シー・エヌ]
そんな中、耐震・地震に関する全国意識調査(2020年度)において気になるのが「在宅避難」です。
在宅避難とは、地震が来た後でも自宅での生活を続ける事です。
被災地のニュースを見ていると体育館などで避難生活をされている方々が口にするのは、「家に帰りたい」という言葉です。
被災地では地震から数週間経っても、倒壊などにより自宅に帰られない方々がたくさんいらっしゃいます。
帰りたくても帰ることのできる家がない、なんとも悲しい現実です!
全国的に在宅避難への意識は高く、約65%の人が「在宅避難への必要性を感じる」と回答しているのに対し、「自宅で安全・安心に過ごす自信がある」と回答した人は30.3%に留まったそうです。
多くの方が在宅避難への意識は高いものの、約70%の人たちは在宅避難への不安を抱えているという事になります。
ベルズワークスの耐震性能の特長
ベルズワークスの家は標準仕様として耐震等級3を取得しています。
耐震等級をご存じない方のために分かりやすく順を追ってご説明させていただきます。
耐震等級とは
耐震等級とは、地震に対する建物の強度を示したものです。
耐震等級には、以下のように1~3の階級が設けられており、ベルズワークスでは現時点で最も優れている耐震等級3を取得しています。
耐震等級 | 説明 |
---|---|
1 | 建築基準法で定められている最低限の耐震性能を満たした建物で、震度6強から7の地震に耐えうる強度です。 |
2 | 耐震等級1の1.25倍の耐震強度があることを示したもので、避難所として使用される施設(学校や公共施設)は耐震等級2を満たしていなければなりません。 |
3 | 耐震等級1の1.5倍の耐震強度があることを示したもので、現在定められているものとしては最高基準になります。災害時における救護活動や災害復興の拠点となる場所(消防署、警察署など)の多くが耐震等級3を満たす基準で建てられています。 |
耐震等級の取得は必須?
そもそも耐震等級は任意の制度なので、工務店側はわざわざ取得する義務はありません。
ただし、耐震等級1の基準を満たすことは建築基準法で定められていますので、今建てられている家は耐震等級1は必ず満たしているということになります。
したがって、工務店側はわざわざ耐震等級を取得する必要はありませんし、取得せず家を建てても何ら問題はありません。
ではベルズワークスはどうなのかと言うと、標準仕様で耐震等級3を満たし、さらに外部の専門業者を入れ耐震等級3の証明を受けています。
何故か?
家づくりに真剣に取り組んでいるからです。
ベルズワークスの家づくりの一つとして「コンパクトに建てる」というのを掲げています。
家にお金をかけすぎるのではなく、その後の生活を優先するためにも不必要なものを削って賢くコンパクトな家に仕上げるというものです。
決して狭い家という事ではなく、安い家という訳でもありません!
平屋なのでイメージ的に安く受け取られるかもしれませんが、決して安い家という訳ではなく、耐震性や断熱など目に見えずとも健康や生命に関わる部分には最上級のものを使い、そこに住まれるご家族をしっかりお守りするためのものにはコストをかけております。
生命に関わる部分に真剣に取り組み、その最高クラスのものを標準仕様としていますので、外観や内観に惹かれてお客様になっていただいた方が多くいらっしゃいますが、その内に潜むポテンシャルはトップクラスのものをご提供していると自負しております。
耐震等級3はどうやって取得するのか?
では耐震等級3を取得するにはどうすればいいのか、その手順をご説明します。
- 構造計算
ベルズワークスでは専門業者を入れ、第三者が構造計算を行っております。
これにより、なあなあに済ますことがなくなり、しっかりとお客様の安全が保証されるからです。
構造計算を簡単にお伝えすると、様々に加えられる力(風や雪、地震、建物自体の重さなど)に対して、家がどれほど耐えられるのかを調べるものです。 - 第三者機関への申請
構造計算の結果を第三者機関へ提出し認証を取得します。 - 耐震補強工事
耐震等級3に準拠する耐震補強工事をする必要があります。
これで晴れて耐震等級3を満たす家が完成します。
耐震等級3を取得するとどうなる?
最後に耐震等級3を取得するとどうなるのかをご説明します。
安心安全に暮らすことができる
大地震が来た時じゃないとその性能を知ることはできませんが、もちろん大地震が来ないのがベストなのは言うまでもありません。
ただ、耐震等級3を取得しているという安心感は非常に大きいなと思います。
平屋は2階建てに対して重心が低く、そもそも耐震面においては非常に有利です。
それに加えて耐震等級3の建物であり、それが証明されているという事はご家族にとっても大きな安心材料になることは間違いありません。
地震保険で割引のメリットがある
耐震等級3の認定を受けると、地震保険料の割引を受けることができます。
地震に対して強い建物は、被害を最小限に抑えることが期待されるので、同じ補償内容でも保険料が安くなるという事です。
地震保険の内容は各社様々ですので、割引料を見ながら契約するのも一つの手ですね。
保険会社の割引率を見てみよう
前の章で、耐震等級3を取得すると地震保険の割引があるとお伝えしましたが、実際に各保険会社の割引率はどうなっているのか見ていきたいと思います。
今回は代表的な保険会社を調査してみました。
東京海上日動火災保険 (50%割引)
東京海上日動火災保険では耐震等級3を取得することにより50%の割引を受けることができます。
その他の耐震等級を含めた割引率は下表のとおりです。
耐震等級 | 割引率 |
---|---|
3 | 50% |
2 | 30% |
1 | 10% |
割引を受けるには、以下の確認資料のいずれかの提出が必要になります。
- 住宅性能評価書
- 共用部分検査・評価シート
- 住宅性能証明書
- 技術的審査適合証
- 現金取得者向け新築対象住宅証明書
- 耐震性能評価書
詳しくは以下のページをご参照ください。
保険料と割引制度 (東京海上日動火災保険)
ソニー損害保険 (50%割引)
ソニー損害保険では耐震等級3を取得することにより50%の割引を受けることができます。
その他の耐震等級を含めた割引率は下表のとおりです。
耐震等級 | 割引率 |
---|---|
3 | 50% |
2 | 30% |
1 | 10% |
割引を受けるには、以下の確認資料のいずれかの提出が必要になります。
- 住宅性能評価書
- 品確法に基づく「建設住宅性能評価書」または「設計住宅性能評価書」
- 評価指針に基づく「耐震性能評価書」
- (独)住宅金融支援機構基準に適合する「適合証明書」または「現金取得者向け新築対象住宅証明書」
- 長期優良住宅の認定申請の際の「技術的審査適合証」または「長期使用構造等である旨の確認書」
- 住宅取得等資金に関わる贈与税の非課税措置を受ける際の「住宅性能証明書」
- 長期優良住宅の普及の促進に関する法律に基づく「認定通知書」および耐震等級等を確認できる「設計内容説明書」
- 上記以外の書類で登録住宅性能評価機関が作成した書類のうち対象建物の耐震等級を証明する書類
詳しくは以下のページをご参照ください。
地震保険の耐震等級割引とは?確認書類や割引条件などを解説 (ソニー損害保険)
損保ジャパン (50%割引)
損保ジャパンでは耐震等級3を取得することにより50%の割引を受けることができます。
その他の耐震等級を含めた割引率は下表のとおりです。
耐震等級 | 割引率 |
---|---|
3 | 50% |
2 | 30% |
1 | 10% |
割引を受けるには、以下の確認資料のいずれかの提出が必要になります。
- 品確法に基づく登録住宅性能評価機関により作成された書類のうち、対象建物の耐震等級を証明した書類
- 独立行政法人住宅金融支援機構が定める技術基準に適合していることを示す適合証明書
- ①「認定通知書」など長期優良住宅の普及の促進に関する法律に基づく認定書類および「設計内容説明書」など耐震等級を確認できる書類
詳しくは以下のページをご参照ください。
住宅金融支援機構特約火災保険 特約地震保険 割引制度 (損保ジャパン)
ここで気づいたこと
調べていて途中でふと、どの保険会社も割引率が同じだなと思い調べてみると、
なんと、どの保険会社も割引率が同じであることが判明しました。
地震保険は「地震保険法」というものがあり、国と民間保険会社が共同で運営しているらしく、補償内容や保険料も同じなんだそうです。
地震保険の補償や保険料は他の損害保険会社も同じですか? (損保ジャパン)
なので、耐震等級3を取得した場合の地震保険料の割引率はどの保険会社も50%となります。
ただし、地震保険は火災保険とセットになるため、火災保険は保険会社によって内容が異なります。
火災保険の内容をしっかりと把握し、併せて地震保険もかけておきましょう。
まとめ
工務店やハウスメーカー各社が耐震性能を打ち出し、様々なオプション(お金を追加して付け足すもの)として出していますが、ベルズワークスでは耐震等級3をオプションではなく標準仕様としております。
お客様が迷うことなく安心・安全な家を手に入れられるよう、耐震性能と断熱性能は最高基準のものをご用意しております。
それはご家族の命に直結する部分であり、デザインや楽しさよりも最優先されるべきものだと思っているからです。
耐震性能は目に見えるものではありませんが、住み始めた後に「ベルズワークスで建てて良かった」と思ってもらえるよう、真剣に取り組んでいるからこそ私たちが譲れない部分なのです。
それを標準仕様として、あとはお客様の夢を叶えるお手伝いをする!
これが私たちの家づくりなのです。
耐震性能について疑問点やご相談などはございませんか?
そんな場合は、いつでもお気軽に「無料個別相談」をご利用ください✨
昨年あたりからご利用が増えており、弊社で建てる建てないは別として非常に喜んでいただいておりますので😄