屋根材にはガルバリウム鋼板!これ一択!
数ある屋根材がありますが、その中でもベルズワークスが建てる家は、
基本的にガルバリウム鋼板を使用しています。
よく使われる屋根材には大きくわけると3つあります。
瓦:粘土やセメントを原料にした屋根材
スレート:セメントに繊維素材を混ぜて薄い板状に加工したもの
ガルバリウム鋼板:ガルバリウムという合金でメッキされた鉄
瓦でもスレートでもない・・・
今回はベルズワークスが、なぜここまでこだわってガルバリウム鋼板を選んでいるのかをお話しします。
それではご覧ください!
ガルバリウム鋼板を選ぶ理由
ガルバリウム鋼板の圧倒的な軽さ
ガルバリウム鋼板は軽さが特徴です。
その軽さといったら他に比べて頭2つくらい抜けています。
約30坪の住宅の屋根が
- 瓦:約6,000kg
- スレート:約2,000kg
- ガルバリウム鋼板:約600kg
くらいと言われています。
ガルバリウム鋼板は、瓦の10分の1の軽さなんです。
そして、この軽さこそが施主様の暮らしを地震から守ってくれるんです。
屋根が軽いと「家の重心が低く」なります。
逆に、屋根材が重いと「家の重心が高く」なります。
重心が高くなると、地震のときに家全体が激しく揺さぶられ、柱や外壁に負荷がかかってしまいます。
限界を超えると、柱が折れたり外壁が割れて家の倒壊につながってしまいます。
ですから、家の揺れを少なくするために家の重心を低くすることができるガルバリウム鋼板を使用しているのです。
ガルバリウム鋼板が持つ高い耐久性
ガルバリウム鋼板は耐久性が高いのも特徴です。
瓦やスレートは、強い力がかかると割れてしまいます。
また、経年劣化によって欠けたりひび割れたりします。
この点、ガルバリウム鋼板は金属なのでへこむことはあっても、欠けやひび割れがほぼありません。
欠けやひび割れがほぼないことで、地震の揺れで屋根から落ちる心配をしなくてもいいんです。
瓦やスレートだと地震のときに屋根から落ちてくることがあります。
避難しているときに落ちてきた瓦に当たれば命に関わります。
揺れが収まって普段の生活に戻ったとき、落ちてしまっていたら修理など後始末が待っています。
ガルバリウム鋼板だとそういった心配をする必要もないんです。
また、穴をあけようとすると相当な重い衝撃を加えないと無理です。
普通に生活すればめったにありませんよね。
ガルバリウム鋼板の耐久性がどれくらいなのか実験してみました。
2023.10.26外壁をカナヅチでぶっ叩いたらすごい結果に!
建築費とメンテナンス費の削減にも大きく貢献
屋根材にガルバリウム鋼板を使用した場合、かなりゆるい勾配(傾斜が弱い)の屋根が作れます。
これは、瓦やスレート屋根ではできない勾配なんです。
ゆるい勾配の屋根は、コスト面で大きな貢献をしてくれます。
それは、建築費とメンテナンス費です。
屋根の勾配が強くなるほど、屋根は高くなります。すると家の外壁面積が増え、建築費用も増えていきます。
ゆるい勾配の屋根は強い勾配の屋根に比べ、屋根の高さが低いので外壁面積が少なくてすみます。
その分、建築費用も抑えることができるんです。
また、屋根のメンテナンス時にはゆるい勾配だとそのまま屋根に上がって作業ができるので、
足場を組む必要がありません。
足場分のコストを抑えることができるんです。
足場を組む費用ってけっこうするんですよ。
固定資産税が安い
固定資産税とは、土地と家屋にかかる税金です。
家屋にかかる税金分ですが、どうやって固定資産税が決められているかご存知ですか?
この固定資産税の家屋分の税額は、家に使われている素材や設備が点数評価されて決まります。
この評価点が低いほど建物にかかる税金額が低くなるというわけです。
一般的に使われている屋根材(瓦・スレート・ガルバリウム鋼板)の中で、評価点が一番低いのがガルバリウム鋼板です。
点数が低いほど税金は安くなります。
戸建形式住宅用建物
評点項目及び評価点
- 瓦:10,360
- スレート:6,530
- ガルバリウム鋼板:5,290
瓦が断トツでベースの点数が高いですね。スレートとの点数差はそこまで大きくはないですが、この先何十年と家がある限り支払い続けると思うとその差は大きいですね。
お客様からいただいた質問
ガルバリウム鋼板の屋根について、ベルズワークスの完成見学会に来られたお客様からいただいた質問をご紹介します。
金属の屋根だから太陽光で熱くなって、家の中の温度が上がりやすくなるのでは?
たしかにガルバリウム鋼板は金属なので表面温度は高くなります。
ですが、問題ありません。
屋根材には断熱材が入っています。また、屋根裏にはしっかりと断熱材を施工しています。
このダブルの断熱効果で、家の中の温度が上がりやすくならないのです。
雨が降ったとき、カンカン音がしてうるさいのでは?
屋根裏に施工した断熱材が吸音の役割もしてくれます。
断熱材を隙間なくしっかり吹き付けているので音は気になりません。
ベルズワークスの断熱施工を紹介している記事です。
2023.10.19夏でも冬でも快適に過ごす「断熱」の重要なお話!
最後に
ガルバリウム鋼板も物である以上、劣化します。
表面にはコーティングもされているので非常に錆びにくいです。
しかし、いくら錆びにくいといってもそれを維持するためにも15年~20年くらいたてばメンテナンスも必要になります。
耐久性が高いといっても表面が削れるくらい傷がついてしまったら、そこが錆の原因になります。
そうなるとメンテナンスが必要になりますね。
どの屋根材もそうですが、完璧なものはないです。
ベルズワークスが瓦でもスレートでもなく、なぜガルバリウム鋼板を屋根材に選んだのは、
住む人を災害から守ってくれて、財布にも優しい。
家は安心して住める場所あり、そこに住む人の暮らしを想って考え抜いた末の結果なんです。
また、デザイン面ではベルズワークスが建てる家の雰囲気にも合っています。
シンプルで箱っぽい外観デザイン、使っている無垢の木の風合いとすごく相性がいいんです。
ベルズワークスの家づくりのテーマである「美しさと機能の追求」にマッチしています。
あなたもガルバリウム鋼板を使ったベルズワークスが建てる家に興味が湧いてきませんか?
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